ホームゲーム/eスポーツTGS2025で『FFタクティクス』スペシャルステージ開催、新情報をチェック!

TGS2025で『FFタクティクス』スペシャルステージ開催、新情報をチェック!

東京ゲームショウ2025(TGS2025)では、『ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ』のスペシャルステージが開催され、多くの注目を集める実機プレイの初公開が行われた。今回は、同ステージで発表された「エンハンスドの見やすくなったUI(ユーザーインターフェイス)」の情報を中心に、詳細を解説する。

まず、ファイナルファンタジータクティクス(FFT)シリーズは戦略的なバトルや重厚な物語が魅力だが、従来作はいわゆる“古いUI”による操作の煩雑さや分かりづらさが一部のユーザーには不評だった。今回のイヴァリース クロニクルズでは、そうした課題に対して、“現代のシミュレーションRPGファンも受け入れやすい”洗練されたUIへの刷新が、最も目を引く改良点となった。

スペシャルステージの実機プレイでは、フィールド画面やバトル画面、そしてキャラクター編成画面など、UI周りが大幅にリファインされている様子が詳しく紹介された。具体的には以下のような特徴がある。

– 盤面の視認性向上:従来作よりマス目がくっきりと強調され、ユニット配置や攻撃範囲の表示が分かりやすく可視化。敵味方の位置関係や、移動可能範囲の色分けも鮮明に。
– コマンド選択の直感化:マウス・コントローラーのどちらでも操作しやすいように、コマンドが大アイコン化され、ツリー構造のメニューも階層が浅くなった。従来は複数ページにまたがっていたアクションやサブコマンドも、一覧表示で即選択可能となった。
– ステータス情報の整理:ユニットの詳細情報(HP、行動順、バフ・デバフ状態、装備など)が画面下部のインフォメーションパネルに集約表示。これにより、状況把握が迅速に行えるため、戦略性が向上。
– バトルリプレイ機能:最新バージョンでは戦闘を巻き戻し可能な「リプレイ機能」や「ターン履歴表示」などを搭載。難易度の高い戦闘での試行錯誤や、攻略ルートの検証がやりやすくなっている。
– 各種フィルター・ソート機能:ジョブ・アビリティ選択、アイテム管理、編成画面などで豊富なフィルター操作が可能となり、大規模なユニット管理も容易。

また、スペシャルステージでは開発プロデューサーによるコメントも発表されており、「従来作品の雰囲気を守りつつ、現代のプレイヤーが遊びやすい、直感的でストレスフリーな操作を目指した」と述べている。特に往年のファンからは「当時分かりづらかった部分が大幅に改善された」との好評が寄せられ、リメイクという枠に留まらない“進化型SRPG”としての期待値が極めて高まっている。

価格面では、通常版が5,800円(税込)、デラックスエディションが6,800円(税込)、特別装丁コレクターズBOXが22,000円(税込)と発表されている。発売日は9月30日に設定されており(Steam版は10月1日)、イベントの盛り上がりと同時に事前予約受付も開始されている。

さらに、スペシャルステージには歴代キャストや開発陣のゲスト登壇によるトークセッションも実施された。「TGS2025の発表を皮切りに、発売後も追加要素やアップデートを積極的に展開予定」との公式メッセージもあり、今後の長期的な運営プランにも触れられた。

以上のように、TGS2025で発表された『FFタクティクス イヴァリース クロニクルズ』は、単なるHDリマスターではなく、現代のユーザビリティ基準で再構築された“完全リファイン版”として注目されている。特にUI刷新・操作性向上へのこだわりが、往年の名作を新たな世代に届ける上での大きな進化となりそうだ。

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