2025年秋、ボードゲーム業界では多くの話題作が登場予定だが、その中でも特に注目されているのがHoFGAMES最新作『VSクレイジーピッチングオクトパス』である。このゲームは、これまでにない独自性とユーモア、そして誰もが楽しめるゲーム性を持ち、秋のビッグイベント「ゲームマーケット2025秋」での発表と合わせて、ファンや業界関係者の間で大きな話題を呼んでいる。
タイトルからも分かるように、『VSクレイジーピッチングオクトパス』は「野球」と「イカ・タコ」という異色のテーマを融合させたボードゲームだ。プレイヤーは1～5人で参加可能。それぞれが監督となり、個性豊かな選手やコーチを集めて最強チームを編成し、謎のタコ型ピッチャーとの対決に挑む。ジャンルとしては「ダイス（サイコロ）」と「デッキ構築」の両方を組み合わせた新感覚の作品となっている。
ゲーム進行の大きな特徴は「エスカレートするダイスロール」。これは、ターンが進むごとにダイス（サイコロ）のロール回数や数値が増加・変化し、先鋭化した状況で一発逆転や予想外の大逆風が生まれる仕組みである。他にも、ランダムイベントや多彩な「特殊能力カード」が組み込まれ、緻密な戦略はもちろん、最後まで誰が勝つかわからないドキドキ感が演出されている。
デッキ構築システムもこのゲームの柱だ。選手カードやコーチカードにはそれぞれ固有のスキルやステータスが設定されており、ドラフトや交換によってチームを強化していく。たとえば、「直球だけが武器のイカ型投手」や「ありえない変化球が得意なタコ型選手」といった、思わず笑ってしまうようなキャラクターも多数登場。プレイヤー同士の心理戦や交渉要素もあり、家族や友人、ゲームファン同士のパーティーゲームとしても最適だ。
さらに、今回の新作はパッケージやカードイラストにもこだわり抜いた。カラフルでポップなデザインは目を引くだけでなく、登場キャラクターのユニークな個性を存分に表現している。細部まで作りこまれたアートワークは、コレクション性も高く、遊ばない時間もつい手に取って眺めたくなる魅力がある。
これらの充実した内容に加えて、発売元HoFGAMESの公式SNSや特設ブースでは、体験会や限定グッズの配布も予告されており、イベント当日は長蛇の列が予想される。ボードゲーム初心者からコアなゲーマーまで幅広い層が注目しており、2025年秋シーズンの代表的タイトルとなることは確実視されている。
『VSクレイジーピッチングオクトパス』は、ボードゲーム界に新たな風を吹き込む一作だ。奇抜なテーマ設定でありながら、本格的なゲームシステムと戦略性を両立。さらに、家族や友人と盛り上がれる親しみやすさも兼ね備えた、2025年秋の「新定番」ともいえる存在だ。今後の続報や体験レポートに、ぜひ注目しておきたい。
