『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』が2025年2月21日に発売される。本作は人気シリーズ「龍が如く」の外伝タイトルで、真島吾朗を主人公に据えた新たな冒険が展開される。
舞台となるのは、青く輝くハワイの海と多彩な島々。プレイヤーは60歳になった真島吾朗となり、「ゴロー海賊団」を率いて大海原を駆け巡る。ストーリーは、桐生一馬との共闘から半年後、絶海の孤島の砂浜に記憶を失った状態で打ち上げられた真島から始まる。島には伝説の財宝を狙う海賊たちが集結しており、真島は助けてくれた島の少年とともに、海賊船「ゴロー丸」で大冒険に乗り出す。
本作の特徴は、シリーズお馴染みの爽快なバトルアクションと、新たに追加された海賊テーマの要素だ。バトルシステムは「狂犬」と「パイレーツ」という2つのスタイルを切り替えながら戦う形式を採用。「狂犬」スタイルは真島のこれまでの戦闘スタイルを踏襲しつつ進化させたもので、「パイレーツ」スタイルは海賊らしい荒々しい戦い方が特徴となっている。
海上での戦闘も新たに実装され、プレイヤーは「ゴロー丸」を操縦して敵船と砲撃戦を繰り広げることができる。船の強化や乗組員の育成など、海賊団運営の要素も盛り込まれており、従来のシリーズにはなかった新鮮な体験が楽しめる。
ハワイの美しい自然を再現したオープンワールドも本作の魅力の一つだ。広大な海域を自由に航海し、数々の島々を探索できる。各島には固有のサブストーリーやミニゲームが用意されており、メインストーリー以外にも豊富なコンテンツが用意されている。
また、シリーズおなじみの要素も健在だ。カラオケやダーツなどのミニゲームはもちろん、真島のコーディネートを楽しむファッション要素も充実している。ハワイアンテイストの衣装や、海賊らしい装飾品など、多彩なアイテムでキャラクターカスタマイズを楽しめる。
ストーリー面では、真島の失われた記憶の謎と、ハワイに眠る伝説の財宝をめぐる海賊たちの争いが描かれる。シリーズファンにはお馴染みのキャラクターも多数登場し、真島の過去や、桐生一馬との関係にも新たな展開が用意されているという。
グラフィックスは最新のゲームエンジンを採用し、ハワイの美しい自然や、荒々しい海の表現が大幅に向上している。キャラクターモデルも細部まで作り込まれており、真島の年齢を重ねた姿も見事に表現されている。
本作の開発を手がけた名越稔洋氏は、「シリーズファンの皆様にも、初めて『龍が如く』に触れる方にも楽しんでいただける作品に仕上がった」とコメントしている。海賊をテーマにした新たな設定と、シリーズの魅力を融合させた本作は、多くのプレイヤーの期待を集めている。
『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S向けに発売される。早期購入特典として、DLC「春日一番海賊クルーセット」と「春日一番コーディネートセット」が用意されている。また、発売に先駆けて体験版の配信も予定されており、プレイヤーは一足先に真島の海賊生活を体験できる。
シリーズファンはもちろん、新規プレイヤーにとっても魅力的な内容となっている本作。ハワイの海を舞台に、真島吾朗の新たな冒険が幕を開ける。
