東京ゲームショウ2025(TGS2025)は、2025年9月25日から28日まで千葉・幕張メッセで開催される日本最大級のゲームイベントです。今年のテーマは「遊びきれない、無限の遊び場」。年齢や国籍を超えた多様なユーザーが、“未来”を体験できる場として注目を集めています。その中でも特に話題となっているのが、次世代ゲームハードやグローバル大手であるネクソン等による最新タイトルの一斉発表、そして“未来志向”の体験型エリアの充実です。ここでは、未来を切り拓く新プラットフォーム「次世代VR/ARゲーム機」体験ブースを取り上げ、現地最前線の模様を詳述します。
—
世界初公開!「次世代没入型プラットフォームVR/AR」体験エリア
2025年のTGS最大の目玉とも言えるのが、主要ハードメーカーが一堂に会し、“次世代VR/ARゲーム機”の実機および周辺技術を世界初披露した体験エリアです。このエリアには、ソニー、マイクロソフト、そして新世代スタートアップなど多数のプラットフォームが集結。各社の最先端技術が「未来のゲーム体験」を来場者に直接アピールしています。
たとえば今年は、ワイヤレス化、超軽量設計、空間オーディオ、そして触覚フィードバックなど、これまでのVR/AR体験の常識を根本から覆す仕様に、多くの来場者から感嘆の声が上がりました。ハードウェアだけでなく専用コントローラーやアクセサリの展示も充実。手の動きや指先の圧力まで正確にトラッキングする標準デバイスが並び、「ゲームをプレイする」「世界を創る」「誰かと繋がる」という次世代体験を、“没入感”と“直感性”で大きく塗り替えました。
—
ネクソンによる「次世代VR RPG:INFINITY FABLE」デモ体験
特に注目を浴びたのが、ネクソンの新作「INFINITY FABLE」。これは次世代VRハードをフル活用したオンラインRPGで、フルボディトラッキングとAIキャラクター対話、リアルタイムなワールド変化を特徴とします。デモプレイに参加した来場者は特殊スーツを装着し、自身の全身動作がゲーム内キャラクターとしてライブで反映。目の前に広がるファンタジー世界を、空間音響・物理エンジンを駆使した「リアルな脅威」として体験でき、従来のコントローラー操作型ゲームとの決定的な違いを実感していました。
また、AI搭載NPC(ノンプレイヤーキャラクター)との会話が自然言語で進行し、ユーザーのリアクションや行動に応じてストーリーや世界そのものが次々と変化するシステムも、高い評価を得ています。これまでにない“自由度”と“物語生成”によって、ひとりひとりに異なる「冒険の物語」が生まれる点が、“未来のゲーム”というテーマに極めてマッチしていました。
—
イベント全体の未来志向・参加型企画
この他にも2025年のTGSは、次世代体験を強調した企画やコーナーが随所に展開されています。
– プログラミング学習やサウンドデザインなど、“ゲーム創りの裏側”を体感できる教育型エリアも増設。特に子どもたちや学生に向けて、実際にツール・プログラムを触って「未来のクリエイター」感覚を養う機会が提供されています。
– 寄付プロジェクト「GAME with YOU募金」も始動し、ゲームを通じた社会貢献や次世代育成にも積極的。
—
総括
東京ゲームショウ2025は、技術・体験・社会貢献という多軸から“これからのゲーム”を強く打ち出すイベントとなっています。次世代ゲームハードの実演・体験ブースの臨場感と新作VR RPGの未来感は、まさしく「未来を、今、その場で体験する」驚きと興奮に満ちています。来場者だけでなく、世界中のゲームファン、クリエイター、業界関係者にとっても、新しいインスピレーションと可能性の場となったことは間違いありません。