元フロム・ソフトウェア社員が手がける戦略的アクションRPG『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』の注目ポイント
2025年4月22日に正式リリースを迎える『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』は、元フロム・ソフトウェアの開発者Hytacka氏が手がける注目のアクションRPGです。本作は、講談社ゲームクリエイターズラボの支援のもと開発され、「世界一面白いアクションRPG」を目指して制作が進められてきました。元フロム・ソフトウェアの経験が光る戦略性と緊張感あふれる戦闘システム、独特の世界観がゲーマーからの期待を集めています。
—
世界観とストーリー
『Rise of Rebellion』の物語は、かつて空を支配していた竜が「地罰」によって絶滅し、人々が神の宿った「大地」を信仰する独自のファンタジー世界を舞台にしています。主人公は、「メイ」と呼ばれる大地から得られるエネルギーを駆使して戦う戦士「メイナス」の一人。突如として故郷を侵略者に奪われた彼が、地元の島を舞台に戦いを繰り広げ、故郷奪還を目指す壮大なストーリーが展開されます。
—
戦闘の戦略性と特徴的なシステム
本作は特に戦闘システムの完成度に注目が集まっています。プレイヤーは、以下のような戦略性と緊張感あるバトルを体験できます。
– 戦略的な近接戦闘:
敵のガードをいかに崩すか、相手のスタミナを削るかが戦闘の鍵となります。敵のスタミナを削ることで発生する「地罰」ダメージは、反撃の大きなチャンスを生み出します。
– 方向入力パリィ:
プレイヤーは攻撃の方向を見極め、タイミングを合わせてパリィを成功させることで、決定的な反撃を仕掛けることができます。製品版では、パリィの成功猶予が増加され、より多くのプレイヤーが楽しめるよう調整されています。
– 環境への配慮された演出:
足音の変化やフリーカメラ操作、画面酔い軽減など、没入感を高める細かな改良が施されています。
—
開発の背景と進化
Hytacka氏は過去に『DARK SOULS III』のDLC開発に携わった経験を持ち、2020年から本プロジェクトに着手しました。本作の開発は、特にユーザーフィードバックを重視しており、何度も改良が加えられています。2023年の体験版で「操作が難しい」といった改善要望が寄せられたことを受け、大幅なシステム変更と操作性の向上が図られました。
– 改善内容:
タイミングの難しさを軽減するジャストパリィの猶予時間追加、チュートリアルの導入、新スキルの追加など、多岐にわたります。これにより、本作は初心者から上級者まで楽しめるゲームプレイを実現しました。
—
リリースと展望
『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』は、PC(Steam)向けに4月22日にリリースされます。本作はシングルプレイ専用で、対応言語には日本語、英語、中国語(簡体字)が含まれています。ゲームの価格は未定ですが、戦闘と物語の深みを求めるユーザーにとって、新しい体験を提供することが期待されています。
さらに、本作がインディーゲームとしての枠を超えて、ジャンルの新たな可能性を広げる作品となるかも注目です。これまでのフィードバックを反映し、進化した本作がどのように評価されるか、リリース後の反応が楽しみです。