BLAST Six Invitational 2025、日本チームが世界の強豪相手に奮闘
レインボーシックス シージの世界最高峰の大会、BLAST Six Invitational 2025が現在アメリカのボストンで開催中だ。今大会には日本から2チーム、CAG OSAKAとSCARZが出場しており、世界の強豪相手に激戦を繰り広げている。
大会は2月4日からグループステージが始まり、20チームが4つのグループに分かれて総当たり戦を行っている。各グループ上位4チームがプレーオフに進出する方式だ。
注目の日本勢の戦いを振り返ると、CAG OSAKAは初日にブラジルの強豪FURIAと対戦し、見事ストレート勝利を収めた。FURIAは昨年グランドスラムを達成した実力者揃いのチームだけに、この勝利は日本チームの実力を世界に知らしめる結果となった。
2日目には、CAG OSAKAがブラジルの強豪FaZe Clanと対戦。こちらも接戦を制し、2連勝と好調な滑り出しを見せている。一方のSCARZは2日目に初戦を迎え、アメリカのSpacestation Gamingと対戦した。
両チームともグループステージ突破を目指して奮闘しているが、世界の強豪ひしめく今大会では一戦一戦が厳しい戦いとなっている。特に日本チームにとっては、普段対戦する機会の少ない海外の強豪との対戦は貴重な経験となるだろう。
大会の賞金総額は300万ドル(約4億5000万円)と過去最高額。優勝賞金は100万ドルで、上位入賞を果たせば高額の賞金を獲得できる。日本チームにとっては世界の舞台で結果を残すことで、国内シーンの活性化にもつながる重要な大会だ。
グループステージは2月8日まで行われ、その後プレーオフに移行する。日本チームがどこまで勝ち進めるか、世界最高峰の舞台での戦いに注目が集まっている。
レインボーシックス シージは、ユービーアイソフトが開発・販売する戦術的なFPSゲーム。5対5のチーム戦で、攻撃側と防衛側に分かれて戦う。プロシーンでは戦略性の高さから人気を集めており、世界中で大会が開催されている。
日本でもここ数年でプロシーンが急速に発展。CAG OSAKAやSCARZをはじめ、複数のプロチームが活動しており、国内リーグも盛り上がりを見せている。世界大会での活躍は、さらなる競技シーンの発展につながると期待されている。
BLAST Six Invitational 2025は、今後もグループステージの激戦が続く。日本チームの奮闘に期待がかかる中、世界最高峰の舞台でどこまで勝ち進めるか。レインボーシックス シージファンはもちろん、eスポーツファンにとっても見逃せない大会となっている。