サウジアラビアでEWC2026開幕!餓狼伝説と鉄拳シリーズが巻き起こすeスポーツ熱狂の渦
サウジアラビアの灼熱の砂漠都市リヤドで、ついに世界最大級のeスポーツイベント「Esports World Cup 2026(EWC2026)」が幕を開けた。現地時間7月28日から31日にかけてStreet Fighter 6(スト6)が熱戦を繰り広げ、8月4日から7日には鉄拳8が連戦を展開するこの大会は、格闘ゲーム界の頂点を決める祭典として、世界中のファンを魅了している。特に、鉄拳シリーズの存在が一層の熱気を呼び込み、さらには『餓狼伝説』シリーズの影の影響力が大会全体を盛り上げている。
EWC2026は、サウジ政府主導の巨大プロジェクトとして位置づけられ、総賞金規模が数億ドルに上るモンスターイベントだ。会場はリヤドの革新的なeスポーツアリーナ「BLVD City」に設定され、数万人の観客が詰めかけ、オンライン視聴者は数億人に達する見込み。開幕初日、スト6の予選ラウンドでは日本代表のトッププレイヤーたちが次々と勝利を重ね、会場を沸かせた。しかし、真の注目は鉄拳8の開幕戦。現地時間8月4日未明、日本時間では同日夕方からスタートするこのステージで、鉄拳シリーズのレジェンドたちが集結。バンダイナムコエンターテインメントのフラッグシップタイトルとして、鉄拳8は大会の目玉の一つに君臨している。
鉄拳8の魅力は、その奥深いシステムと多様なキャラクターに尽きる。新キャラクター「ミアリズ」の追加アップデートが直前に配信されたことで、プレイヤーたちは新たな戦略を練り直し、事前練習が過熱。大会直前にはオンライン予選で「STLシーズン2 日本予選 第2回」などの国内イベントが連日開催され、日本勢の士気を高めた。主要出場者として、阿部選手(通称「あべP」)が鉄拳ワールドツアー2025世界決勝での実績を武器にエントリー。対するは欧米の強豪、Nobi選手やArslan Ashのような鉄拳神童たちだ。初日のグループステージでは、鉄拳特有の3D対戦が炸裂。壁際ガードブレイクやレイジアーツの応酬がスクリーンに映し出され、観客の歓声は天井を突き抜けた。
ここで一層の熱気を生むのが、『餓狼伝説』シリーズの存在感だ。SNKの名作格闘ゲームは、EWC2026の公式ラインナップにはスト6や鉄拳8ほど前面に出ていないものの、サイドイベントやコラボ展示で大活躍。リヤドのアリーナ外では「餓狼伝説 City of the Wolves」最新作の体験ブースが設置され、テリー・ボガードや不知火舞のハイスピードバトルが来場者を虜にしている。このブースは鉄拳プレイヤーたちの「ウォーミングアップ」スポットとしても機能。鉄拳の重厚な打撃戦に対し、餓狼の流れるようなコンボが対比を生み、クロスオーバー的な興奮を醸成したのだ。
例えば、鉄拳8のトップシード選手・JDCRはインタビューで「餓狼のスピード感を参考に、鉄拳の機動性を磨いた」と明言。実際、大会開幕戦のハイライトマッチでは、餓狼風の素早いダッシュキャンセルが鉄拳8のステージを飾った。加えて、EWCのプロモーション映像では鉄拳と餓狼のクロップアップが多用され、ファンのSNSでは「TekkenVsGarou」のハッシュタグがトレンド1位を記録。サウジの若者文化に根付く格闘ゲーム熱が、両シリーズの融合で爆発した形だ。
大会2日目、鉄拳8のトーナメントはさらに白熱。準々決勝で日本勢の低許選手が海外勢を下し、会場は「Tekken!Tekken!」のチャントに包まれた。一方、餓狼関連のファンイベントでは、SNKプロデューサーがサプライズ登壇し、「EWCを機に餓狼が鉄拳級のグローバル大会へ」と宣言。これが鉄拳コミュニティに火をつけ、ライブ配信の視聴者数が急増した。サウジアラビアのeスポーツ投資がもたらしたこのシナジーは、単なる大会を超え、格闘ゲームジャンルの新時代を象徴している。
背景には、サウジのVision 2030プロジェクトがある。石油依存からの脱却を目指し、eスポーツを国家戦略に位置づけ、EWCを年次恒例化。鉄拳8はバンダイナムコの協力で最適化され、5on5や3on3のチーム戦モードが導入予定。これに対し、餓狼伝説は2D格闘の王道として補完役を果たし、多様なプレイヤーを引き込む。開幕からわずか数日で、チケット完売、グッズ売り上げ記録更新のニュースが相次ぐ。
今後の見通しは明るい。鉄拳8の決勝は8月7日、餓狼関連のエキシビションもクライマックスへ。優勝者には巨額賞金と殿堂入り権利が与えられ、世界ランキングが一新される。サウジアラビアの青空の下、コントローラーを握る選手たちの汗が、格闘ゲーム史に新たな1ページを刻む。EWC2026は、鉄拳と餓狼が織りなす熱狂の渦中で、eスポーツの未来を照らし出している。
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