TWICEが2025年から2026年にかけて展開する、自己最大規模のワールドツアー「THIS IS FOR」は、全42地域56回公演という過去最大級のスケールでK-POP旋風を再び巻き起こしています。JYPエンターテインメントが発表した内容によると、本ツアーは2026年の1月から4月にかけて、北米の20都市と台湾の台北を訪問する追加公演日程も組み込まれ、グローバルな人気と熱狂的なファン層の広がりを反映しています。
この6度目となるワールドツアーは、2025年7月19日韓国の仁川Inspire Arenaでのスタートを皮切りに、多数のアジア各地やアメリカ主要都市を巡る長期に渡るもので、ファン待望の大規模公演として注目されています。特に北米ツアーではバンクバー、シアトル、オークランド、ロサンゼルス、ダラス、ボストン、シカゴ、デンバーなど多様な都市を押さえ、アジアとアメリカの両方での人気の高さが伺えます。
しかしながらツアー中には、メンバーのジョンヨンが健康上の理由で、2025年10月のフィリピン・ブラカンでの公演に不参加となるという、ファンにとって心配な知らせも届いています。所属事務所JYPエンターテインメントは公式発表で「アーティストの健康と回復を最優先に考慮」した決断であることを明言し、ファンに対して理解と応援を求めています。この場面からも、過密なツアースケジュールの厳しさと、それを支えるメンバーの体調管理の重要性が浮き彫りとなっています。
TWICEは今年デビュー10周年を迎え、グループの成熟と共に深化したパフォーマンス力と演出で、ファンへの感謝を体現する形となる本ツアーは、単なるライブイベントを超えたグローバルな文化現象として評価されています。今回のツアーでは新譜「TEN: The Story Goes On」をひっさげてのパフォーマンスも予定されており、セットリストに多彩な楽曲が並ぶことで、ファンの期待は極めて高い状態です。
こうした大規模ツアーの成功は、TWICE自身のブランド強化だけでなく、K-POP全体の世界的プレゼンス向上に寄与していることも見逃せません。韓国発の音楽グループが世界規模でジャイアントステージを展開し、新たなファン層を獲得し続ける姿は、文化輸出としてのK-POPの新たな段階を示しており、今後もTWICEの活躍は国際的な注目を集めるでしょう。
今回の追加公演発表によって、TWICEのワールドツアー「THIS IS FOR」は過去最大の規模に拡大し、今後のパフォーマンスは世界中のファンにとって貴重な体験となる見込みです。体調不良によるメンバーの欠席があるものの、運営側の迅速な対応とファンの温かい支援により、万全の環境で最後まで走り抜けることが望まれています。K-POP旋風を再び巻き起こすTWICEのグローバルツアーは、音楽シーンの最前線で輝きを放ち、ファンの心に深く刻まれる舞台となるでしょう。
