新朝ドラ『ばけばけ』第94話 北川景子&板垣李光人の成長が視聴者を魅了 “百点満点の感動”がネットを席巻
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』第19週「ワカレル、シマス。」の第94回(2月12日放送)で、タエ役の北川景子と三之丞役の板垣李光人が描く成長の姿が、視聴者の心を強く揺さぶった。ネット上では「素晴らしい!」「百点満点」「泣けた」との感動の声が殺到し、物語の深みを象徴するエピソードとして話題を呼んでいる。
この回は、主人公トキ(高石あかり)の人生の岐路――松江に残るか、熊本へ旅立つか――を軸に展開。トキの迷いに光を当てるのが、タエと三之丞の家庭だった。かつては依存的で未熟だった二人が、今や自立への一歩を踏み出している姿が鮮やかに描かれ、トキの決断を後押しする。北川景子演じるタエは、昼食の準備に取りかかる。手つきはまだぎこちないながら、楽しげに包丁を握り、味噌汁を煮込む。その不器用さが、かえってリアルな温かさを生む。出来上がったご飯は焦げつき、味噌汁には謎の具材が入っているが、タエは笑顔で「大丈夫よ」と振る舞う。完璧ではないからこそ、そこに本物の家族の空気が漂う。
一方、板垣李光人演じる三之丞は、荷造りの仕事を終えて帰宅。トキが驚く中、細い腕に力こぶを作ってアピールし、働いていることを自慢げに語る。さらに、これまで受けた恩を返す決意を口にする。「これまでもらったお金を返していく」と宣言し、助けられる側から自立する誇りを示す。この言葉は、トキが守りたいと思っていた松江の家族が、決して守られるだけの存在ではないことを証明した。二人は互いを支え合い、雨清水家を幸せの輪で包み込む。
視聴者からは、そんな成長ぶりに百点満点の評価が相次いだ。SNSでは「おタエ様が、ご自分で昼げの支度を。素晴らしい!」「三之丞さんがお金を返している!すごいことよ。偉いよ」「もう百点満点の成長だよ」「雨清水家を幸せにしてくれて本当にありがとう」「なんだか泣けた」との投稿が溢れ、放送直後からトレンド入り。北川景子のタエは、従来の気丈で完璧なイメージを脱ぎ捨て、不器用な主婦像を体現。板垣李光人の三之丞は、少年らしい無邪気さから大人の責任感へシフトし、変化の眩しさが視聴者を魅了した。特に、タエの台所仕事は「作りものじゃない家の空気」を感じさせ、トキの心に松江への愛着を再燃させるきっかけとなった。
物語の背景には、ヘブン(勘右衛門)の決断も絡む。家族を守るため自ら身を引く覚悟を見せ、トキの選択を複雑に彩る。演出は村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史らが手掛け、細やかな表情演技と日常のリアリティが光る。北川景子はインタビューで「タエの成長は、私自身の挑戦」と語っていたが、このエピソードでその言葉が現実味を帯びた。板垣李光人も「三之丞の力こぶシーンはアドリブ要素を加え、楽しんで演じました」と裏話を明かし、役への没入ぶりを物語る。
『ばけばけ』は、高石あかり主演で昭和の女性のたくましさを描く朝ドラ。第94話は、単なる家族劇を超え、自立と絆の美しさを問いかける。タエと三之丞の姿は、トキだけでなく視聴者にも「自分の足で立つ」勇気を与える。北川景子と板垣李光人の演技は、朝ドラ史に残る名シーンを生み出し、ネットの熱狂を呼び起こした。今後の展開で、トキの決断がどう結実するのか、ますます目が離せない。こうした感動の連鎖が、『ばけばけ』の人気をさらに加速させるだろう。(約1520文字)



