2025年9月19日から10月14日まで、東京・池袋の「ちいかわラーメン 豚 池袋店」にて、伝説的な麻雀漫画『アカギ』の作者、赤木しげるの没後27年を記念したポップアップストア「アカギ27回忌〜赤木しげるの世界〜POP UP STORE」が開催されている。このイベントは、赤木しげるというキャラクターの深遠な世界観を余すところなく再現し、ファンや漫画愛好家が集う特別な場となっている。
「アカギ27回忌〜赤木しげるの世界〜POP UP STORE」は、漫画『アカギ』で描かれた緊迫感あふれる麻雀シーンや赤木しげるの独特なキャラクター性をテーマにした企画で、多彩な展示や限定グッズの販売を通して、その魅力を体感できる。また、イベント会場となっている「ちいかわラーメン 豚 池袋店」は、人気イラストレーター・ナガノによるキャラクター「ちいかわ」とのコラボレーションを活かした、アート感あふれる空間を提供しており、そこに『アカギ』の重厚な世界観が融合。独特の異色コラボレーションが話題を呼んでいる。
本ポップアップストアでは、会場限定のオリジナルグッズとして、赤木しげるの顔があしらわれたTシャツやキーホルダー、限定イラスト入りの麻雀牌ケースなどが販売されている。これらのアイテムは普段手に入らない希少なものばかりで、ファンにはたまらないコレクションとなっている。さらに、会場では『アカギ』の原作漫画の複製原画展示も行われており、赤木しげるの緻密かつ迫力ある筆致を間近で鑑賞できる機会となっている。
また、今回のイベントでは、麻雀にまつわるワークショップやトークショーも企画されている。プロの麻雀プレイヤーを招いた特別イベントや、漫画の制作秘話を語るクリエイターとのトークセッションなど、多角的なコンテンツが用意されており、単なる物販イベントの枠を超えた深い体験が可能だ。イベント会場の「ちいかわラーメン 豚 池袋店」では、テーマに合わせた特製ラーメンメニューも提供されており、食の面からも『アカギ』の世界観を味わうことができる。
『アカギ』は1980年代から1990年代にかけて連載され、麻雀漫画の金字塔と称されている作品だ。主人公・赤木しげるは天才的な麻雀打ちとして描かれ、その孤高の存在は多くのファンの心をつかんできた。今回の27回忌ポップアップストア開催は、ファンにとって思い出を振り返りつつ新たな発見をする絶好の機会となっている。
イベントは10月14日までの期間限定開催で、池袋駅から徒歩圏内のアクセスの良さもあって、多くの来場者が連日訪れている。今後も同様の記念イベントやコラボレーション企画の開催が期待されており、『アカギ』の世界は新たなファン層への広がりを見せている。
このポップアップストアは、単なる追悼行事にとどまらず、『アカギ』の魅力を現代的に再解釈し、新旧のファンが交流し作品の深みを再確認する場となっている。赤木しげるの伝説は、時代を超えて色褪せることなく続いているのである。