パチンコ業界に新たな旋風を巻き起こす「PACHI-PACHI-7」新CMキャンペーンが2025年4月19日より全国で順次放映開始される。このキャンペーンは、日本遊戯機工業組合(日工組)が主導し、パチンコ・パチスロ40社で構成される「KIBUN PACHI-PACHI委員会」が企画した大規模プロジェクトだ。新たに結成されたエンターテインメントユニット「PACHI-PACHI-7」は、YouTube界の人気クリエイターやお笑い芸人ら7組が集結し、パチンコの魅力を伝えるメッセンジャーとして活動する。
「PACHI-PACHI-7」結成とメンバー構成
「PACHI-PACHI-7」は、はじめしゃちょー、東海オンエア、ヘラヘラ三銃士、さらば青春の光、福留光帆、佐久間宣行、ビッグクラッピーという多彩な7組から構成されている。彼らはそれぞれYouTubeやお笑いの分野で高い影響力を持ち、若い世代から中高年層まで幅広い支持を受けている。このユニット結成は、パチンコ・パチスロの楽しさやエンターテインメント性を新しい視点で発信し、業界への関心を高める狙いがある。既存のパチンコファンのみならず、新規ユーザーの獲得や若年層へのアプローチを強化する画期的な取り組みといえる。
新CM「集結」篇と「潜入ミッション」篇の概要
新CMは2つの篇で構成され、「集結」篇は勢いのある音楽に合わせてド派手な衣装をまとった「PACHI-PACHI-7」が極秘ミッションのために集結するシーンから始まる。メンバーは遊びに真剣で、型にハマらず、少しドジだけど情に厚いキャラクターとして描かれており、彼らが真剣にミッションに挑む様子が描かれる。これはパチンコの楽しさを真摯に伝えたいというメッセージを象徴している。
一方、「潜入ミッション」篇では、「PACHI-PACHI-7」が秘密のアジトに集められ、ゲームマスター役のはじめしゃちょーからミッションが発表される。ミッションは「パチンコ」に関する動画を作成し、一番バズったメンバーに豪華なご褒美が与えられるというものだ。この設定を通じて、メンバーのユーモアや個性が際立ち、視聴者に楽しさと親近感を届ける演出になっている。
撮影エピソードとメンバーの心情
撮影現場では、ヘラヘラ三銃士のまりなさんが歌のシーンで思わず涙ぐむなど、演出以上の感動があったことも話題となっている。普段は笑いを届ける彼女たちが自然に感情を表現し、チームの結束やプロジェクトへの思いの深さを感じさせる。メンバーのありしゃんも「台本に泣くシーンがあると知っていたが、実際に泣くことで作品の良さが増した」と語っており、単なるCM撮影を越えた情熱が込められている。
業界の狙いと今後の展開
この「PACHI-PACHI-7」プロジェクトは、単なるCM広告にとどまらず、パチンコ業界のイメージ刷新と広報戦略の一環として極めて重要な位置づけだ。特に若年層がパチンコ離れ傾向にある中で、人気YouTuberや芸人たちを起用し、親しみやすくエンターテインメント性の高い情報発信を行うことで、業界活性化を図る狙いがある。さらに、CM映像はテレビ放映に加え公式サイトやSNSでも公開されるため、幅広い視聴者にリーチできる体制となっている。
また、メンバーによる潜入ミッションのYouTube動画配信も予定されており、視聴者参加型のプロモーションでファンの関心をさらに引き付ける戦略が取られている。今後の展開としては、動画コンテンツの拡充やイベント開催など、パチンコを軸にした多角的なエンターテインメント展開が期待される。
まとめ
「PACHI-PACHI-7」新CMキャンペーンは、パチンコ業界が抱える課題に対して革新的なアプローチを行う注目のプロジェクトだ。人気クリエイターやタレントが一堂に会し、遊び心と真剣さを融合させた内容はパチンコの新たな魅力を伝えるものとなっている。2025年4月19日から始まるこのCMキャンペーンを皮切りに、パチンコ界に新たな旋風が吹き荒れることは間違いない。今後の動向から目が離せない。