eスポーツ界に新たな風を吹き込む高校生大会「JIKEI COM Apex Legends全国高校生大会」が3月20日に開催
eスポーツの競技シーンがますます盛り上がりを見せる中、高校生を対象とした新たな大会が注目を集めています。JCGとeスポーツ専門学校「滋慶学園COM」が産学連携で立ち上げた「JIKEI COM Apex Legends全国高校生大会」が、2025年3月20日に開催されることが決定しました。この大会は、高校生のeスポーツ競技者育成と、業界の裾野拡大を目指す意欲的な取り組みとなっています。
大会の概要
「JIKEI COM Apex Legends全国高校生大会」は、人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」を使用した高校生限定の大会です。全国の高校生が3人1組のチームを結成し、予選を勝ち抜いた上位チームが決勝大会に進出する形式となっています。
大会のコンセプトは「集エ 楽シメ 進メ eスポーツ」。このコンセプトには、高校生たちがeスポーツを通じて集い、楽しみながら成長していく場を提供したいという主催者の思いが込められています。
予選大会
予選大会は3月20日にオンラインで開催されます。参加条件は以下の通りです:
– 大会当日に15歳以上であること
– チームメンバーが同じ高校に在籍していること
– 国内に在籍している高校生であること
– 保護者及び在籍する教育機関から参加承諾を得ていること
参加プラットフォームはPC、Nintendo Switch、PlayStation 4、PlayStation 5と幅広く、多くの高校生が参加しやすい環境が整えられています。
決勝大会
予選を勝ち抜いたチームは、3月28日に開催される決勝大会に進出します。決勝大会は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡にある滋慶学園COM10校を会場として、オフラインで実施されます。各地域の会場に集まった選手たちが、オンラインを通じて他地域の選手と対戦する形式となっています。
大会の特徴と意義
この大会の最大の特徴は、eスポーツ専門学校の学生たちが運営に携わっている点です。JCGのサポートを受けながら、滋慶学園COMの在校生が大会の企画・運営を行います。これにより、高校生プレイヤーたちは競技に参加するだけでなく、eスポーツ業界の裏側を垣間見ることができます。
また、全国各地の会場で決勝大会を開催することで、地方の高校生たちにもeスポーツの醍醐味を体験する機会を提供しています。これは、eスポーツの普及と地域活性化にも貢献する取り組みといえるでしょう。
eスポーツ業界への影響
この大会の開催は、eスポーツ業界全体にとっても大きな意味を持ちます。高校生という若い世代に焦点を当てることで、将来の競技人口の拡大や、新たな才能の発掘につながる可能性があります。また、教育機関との連携を通じて、eスポーツの社会的認知度向上にも寄与すると期待されています。
さらに、この大会をきっかけに、高校生たちがeスポーツ関連の進路を考えるきっかけになるかもしれません。プレイヤーとしてだけでなく、運営や企画、技術サポートなど、eスポーツ業界には多様なキャリアパスが存在することを知る良い機会となるでしょう。
今後の展望
「JIKEI COM Apex Legends全国高校生大会」の成功は、今後さらなる高校生向けeスポーツ大会の開催につながる可能性があります。また、この取り組みが他のゲームタイトルや教育機関にも波及し、高校生eスポーツリーグの設立など、より大規模な展開も考えられます。
eスポーツが教育現場に浸透していくことで、ゲームを通じたコミュニケーション能力や戦略的思考力の向上など、新たな教育的価値が見出される可能性も秘めています。
まとめ
2025年3月に開催される「JIKEI COM Apex Legends全国高校生大会」は、eスポーツの競技シーンに新たな活力をもたらす画期的な取り組みです。高校生たちに競技の場を提供するだけでなく、eスポーツ業界全体の発展にも寄与する可能性を秘めた本大会。今後の展開に、eスポーツファンだけでなく、教育関係者や業界関係者からも大きな注目が集まっています。