攻殻機動隊全アニメシリーズ展覧会 2026年東京で開催決定
2026年、東京で「攻殻機動隊」全アニメシリーズを網羅した大規模展覧会が開催されることが決定しました。この展覧会は、1995年に公開された劇場アニメーション「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の公開30周年を記念して企画されました。
展覧会の内容
この展覧会では、原作漫画「攻殻機動隊」から始まり、1995年の映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年のテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、2004年の映画『イノセンス』など、過去30年にわたる全アニメシリーズが一堂に集結します。また、2026年に放送予定の新テレビアニメ作品も含まれる予定です。
原作漫画「攻殻機動隊」
原作漫画「攻殻機動隊」は、1989年から連載が始まったSF作品で、サイボーグの草薙素子を主人公に、彼女が率いる公安9課(攻性部隊)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いています。この作品は、現代社会におけるテクノロジーの進化と人間の存在意義を問うテーマが特徴です。
アニメシリーズの歴史
– 1995年: 映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
押井守監督による初のアニメ映画。草薙素子が「プuppet master」と呼ばれるハッカーを追う物語で、独自の映像表現と哲学的なテーマが高く評価されました。
– 2002年: テレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
公安9課の活躍を描いたシリーズ。複雑な社会問題や政治的なテーマを取り上げ、視聴者に深い印象を残しました。
– 2004年: 映画『イノセンス』
押井守監督による続編。人形劇団を舞台に、人形と人間の境界を問う物語です。
– 2026年: 新テレビアニメ
サイエンスSARUが担当する新作テレビアニメが放送予定です。詳細はまだ発表されていませんが、シリーズの新たな展開が期待されています。
展覧会の意義
この展覧会は、「攻殻機動隊」シリーズの30年にわたる歴史を一つの場所で体験できる初めての試みです。ファンだけでなく、初めてシリーズに触れる人々にも、作品の深い世界観や哲学的なテーマを理解しやすくすることが期待されています。
4Kリマスター版上映
2025年2月28日から2週間限定で、TOHOシネマズ日比谷ほか一部劇場で『イノセンス 4Kリマスター版』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』が上映される予定です。特に『イノセンス』は、2004年の劇場公開以来20年ぶりのロードショーとなります。
この展覧会は、東京を舞台に「攻殻機動隊」シリーズの魅力を再び発信し、多くのファンや新たな視聴者に作品の深い魅力を伝えることになるでしょう。