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競馬愛が光る!妻夫木聡主演『ザ・ロイヤルファミリー』が人気上昇中

妻夫木聡主演のTBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』が、競馬愛あふれる熱い描写と人間ドラマの融合で視聴者を魅了し、注目度が急上昇している。特に第2話で描かれた未勝利戦のレース展開が大きな話題となり、ネット上では「感動した」「競馬の世界に引き込まれた」と称賛の声が相次いでいる。

本作は、早見和真の同名小説を原作に、競馬の華やかな裏側と家族の絆を20年以上にわたり描くドラマ。妻夫木演じる栗須は、山王家の競馬事業部に入社し、競馬に対する熱い情熱と人間関係の難しさの狭間で奮闘する役柄だ。物語は、経営者である耕造(佐藤浩市)と妻の京子(黒木瞳)、長男の優太郎(小泉孝太郎)ら山王家の複雑な家族構成を軸に進行し、競馬事業の廃止を巡る葛藤や競馬業界のリアルな苦悩も浮き彫りにしている。

第2話では、栗須が新たに出会った調教師・広中(安藤政信)が、これまでダート路線を走ってきた牝馬・ロイヤルイザーニャを芝の未勝利戦に出走させるという大胆な戦略を取る。これに対し耕造は反発するが、栗須の説得で方針を変更。中山競馬場の芝2000メートルの舞台で、ロイヤルイザーニャはゲートから勇敢に先頭に立ち、その後の激しい追い込みを退けて見事に初勝利を飾る。このシーンはレースの迫力と感情の高まりが見事に描かれており、視聴者の涙を誘う演出となった。

視聴者からは「毎回こんなに熱いレース展開を見られるのはすごい」「競馬に詳しくない自分でも心が震えた」といった反応が多いほか、馬たちの「好演」に感嘆する声も目立つ。馬の表情や走り方など、CGではなく実馬を用いたリアルな映像が競馬ファンのみならずドラマファンの共感を呼んでいる。また「競馬場に足を運んで実際に馬の走る姿を見たくなった」という声もあり、ドラマをきっかけに競馬のファン層が拡大しつつある様子もうかがえる。

番組は競馬を舞台にしながらも、単なるスポーツドラマに留まらず、「家族」「継承」「夢追い人の葛藤」をテーマに据えている点も評価されている。山王家の経営問題や、馬主と調教師、調教師と馬の関係性など多層的なストーリーが織り込まれており、登場人物たちの人間関係がリアルに描かれていることが、作品全体に重厚感を与えている。さらに宿命のライバル馬主として沢村一樹演じる椎名善弘の存在が緊張感を高め、ドキドキ感を持続させている。

視聴率面でも好調で、第2話は10.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録。初回の11.7%に続き2話連続で2ケタをキープしており、安定した視聴者支持を得ている。満足度でも2025年秋ドラマの中で3位にランクインするなど、批評家や視聴者から高い評価を受けている。

競馬関連人気作品との相乗効果もこのドラマの勢いを後押ししている。人気コンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』の声優Lynnも第2話視聴後に感動のコメントをSNSで発信し、競馬ファンの支持の高さを示している。馬のリアルな走りやドラマチックなストーリー展開が、幅広い層の視聴者に競馬の魅力を再認識させているのだ。

このように『ザ・ロイヤルファミリー』は、競馬への情熱と家族ドラマという二つの軸を巧みに融合させ、感動と興奮を提供する新たなドラマの形を提示している。妻夫木聡の繊細で熱い演技を中心に、多彩なキャスト陣の名演、そして競走馬の息遣いまでも感じさせる映像美が、今後の物語展開への期待感を高めている。特に次回以降、謎の人物として登場予定の目黒蓮の役割が物語にどのような変化をもたらすのかにも注目が集まっている。競馬ファンはもちろん、ドラマ好きにも必見の一作として今後の展開が熱く注目されている。

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