ホームゲーム/eスポーツ『龍が如く』シリーズ、次世代機対応作として復活

『龍が如く』シリーズ、次世代機対応作として復活

2026年2月、SEGAの大人気アクションアドベンチャーシリーズ『龍が如く』は、待望の次世代機完全対応作として『龍が如く 極3』および『龍が如く3外伝 Dark Ties』という2本を同時リリースする。これはシリーズファンはもちろん、これから「伝説の龍」桐生一馬の物語を体験する新規プレイヤーにとっても大きな転換点となる展開だ。

『龍が如く 極3』は単なるリマスターではなく「フルリメイク」作として発表された。PlayStation 5や新型Xbox、そしてNintendo Switch™ 2といった次世代プラットフォームに最適化され、グラフィックや演出面のみならず、アクションやサイドストーリーも現代のゲーム標準に大幅刷新されている。

完全新規ビジュアルと表現力強化
次世代機で描かれる沖縄と神室町の街並みは、シリーズ初期作とはもはや別物といえるほどの進化を遂げている。特に人物の表情や街の雑踏、光と影の再現性は最新エンジンの賜物であり、桐生一馬や遥、東城会幹部らの心情をよりリアルかつ情感豊かに映し出す。。
イベントシーンや新規アニメーションも多数追加されており、ドラマ性がシリーズ随一となっている点が最大の特長だ。

ゲームシステムの大幅な現代化
旧作『龍が如く3』は2009年にPS3用として発売されたが、次世代機リメイク版『極3』では戦闘システム全体を刷新。そしてユーザーインターフェース、クエスト構成も現行シリーズ作品と同等あるいはそれ以上の快適さと奥深さが追求された。今回新たに発表された要素の一つが「外伝ストーリー」として描かれる『龍が如く3外伝 Dark Ties』である。

『龍が如く3外伝 Dark Ties』:闇の繋がりを描く新章
『龍が如く3外伝 Dark Ties』は、『極3』本編と同日発売となる完全新作ストーリー。従来のサブストーリー形式とは異なり、本編では語られなかった桐生一馬や東城会、沖縄の裏社会で蠢く闇との結びつきや因縁を、重厚な人間ドラマと共に描き出す。その内容は“外伝”に留まらず、シリーズ通しての伏線回収や世界観補強にも重要な役割を担うものとなるという。

ストーリー概要と新たな演出
物語の起点は、桐生一馬が東城会の会長職を後進に譲り、少女・遥を連れて沖縄で静かな生活を送るところから始まる。育ての親である風間新太郎ゆかりの児童養護施設「アサガオ」での平穏な日常は、政府の大型リゾート計画や裏社会の利権争いに巻き込まれることで、一気に波乱へと転じていく。陰謀、絆、裏切り…シリーズ最大級のスケールで描かれる“伝説の龍”最後の戦いとして、現行のゲームファンにも強烈なインパクトを与える内容となっている。

シリーズ20周年記念との連動、新たなメディア展開
この『極3』&『3外伝 Dark Ties』ダブルリリースは、2025年にシリーズ20周年という節目を迎えた『龍が如く』の記念事業の一環。ゲームと連動して、コラボ実写ドラマや20周年記念グッズ、さらには特設イベントやキャンペーンも大規模に企画されている。シリーズファンにとってはまさに「総決算」ともいえる内容だ。

プレイアブル体験、発売日、プラットフォーム情報
「東京ゲームショウ2025」では本作のプレイアブルデモが一般向けにも初公開となる。発売日は2026年2月12日。対応プラットフォームとしてPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)、そしてNintendo Switch™ 2が公式発表されており、家庭用ゲーム機・PC環境のどちらでも最高のビジュアルとパフォーマンスで楽しめる。

まとめ:新旧ファンが一堂に集う次世代作の真価
新たな世代のハードウェア性能を存分に活かし、「龍が如く」らしい人間ドラマ、リアルな街の息遣い、そして骨太なアクションが大幅に進化した『極3』&『3外伝 Dark Ties』。これまでのファンも、新規ユーザーも、2026年2月の発売を心待ちにして間違いないだろう。

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