シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII、ついにNintendo Switchに登場
歴史シミュレーションゲームの金字塔「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」シリーズの最新作『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』が、ついにNintendo Switchでプレイ可能になる。2Kとフィラクシス・ゲームズは、2025年2月11日の世界同時発売に合わせて、Nintendo Switch版も同日リリースすることを発表した。
『シヴィライゼーション VII』は、プレイヤーが古代から現代まで文明を導き、科学や文化、宗教、外交などを駆使して世界の覇権を目指す壮大なターン制ストラテジーゲームだ。シリーズ最新作となる本作では、従来の魅力を継承しつつ、新たな要素や改良点が多数盛り込まれている。
Switch版の特徴として、携帯モードでのプレイに最適化された操作性が挙げられる。タッチスクリーンを活用したインターフェースにより、直感的な操作が可能になった。また、Joy-Conを使用したモーションコントロールも実装され、ユニットの移動や建造物の配置などをより臨場感あふれる形で行えるようになっている。
グラフィックス面では、Switch向けに最適化が施されており、携帯モードでも美しい世界地図や細部まで作り込まれた都市の様子を楽しむことができる。ドック接続時には、より高解像度での表示が可能となり、大画面でのプレイも満足できる仕上がりとなっている。
ゲームプレイの面では、新たに導入された「文明の進化」システムが注目を集めている。プレイヤーの選択によって文明の特性が徐々に変化していき、独自の文化や技術を持つ唯一無二の国家を作り上げることができる。これにより、プレイごとに異なる戦略や展開が生まれ、リプレイ性が大幅に向上している。
また、オンラインマルチプレイにも対応しており、最大6人でのクロスプラットフォーム対戦が可能だ。Switch版では、ローカルマルチプレイも実装されており、1台のSwitchを使って最大4人で画面を分割してプレイすることができる。これにより、友人や家族と一緒に世界征服を競い合う新たな楽しみ方が生まれている。
DLCについても、他のプラットフォームと同様に展開される予定だ。発売日には「古代文明パック」が配信され、メソポタミアやインダス文明など、古代の失われた文明をプレイできるようになる。今後も定期的に新たな指導者や文明、シナリオなどが追加されていく予定だ。
Switch版の発売により、いつでもどこでも『シヴィライゼーション VII』を楽しめるようになる。通勤や通学中、旅行先、ちょっとした空き時間など、場所を選ばずに壮大な歴史シミュレーションを体験できる。また、Switch独自の機能を活かした新たなプレイスタイルも提案されており、シリーズファンはもちろん、新規プレイヤーにとっても魅力的な一作となっている。
2Kの広報担当者は「Switch版の発売により、より多くのプレイヤーに『シヴィライゼーション』シリーズの魅力を体験していただけると確信しています。携帯機での快適なプレイを実現するため、UIやコントロールに細心の注意を払いました。Switch版ならではの楽しみ方を見つけていただければ幸いです」とコメントしている。
『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』のNintendo Switch版は、2025年2月11日に発売予定。価格は通常版が7,700円(税込)、デラックス版が9,900円(税込)となっている。デラックス版には、追加文明や指導者、シナリオなどが含まれるシーズンパスが同梱される。
歴史シミュレーションの新たな時代が、いよいよNintendo Switchで幕を開ける。世界中のプレイヤーが、自らの手で歴史を紡ぎ、文明を築き上げる壮大な冒険に出発する準備は整った。あなたは、どのような文明を導き、どのような歴史を刻むだろうか。その答えは、プレイヤー一人一人の手に委ねられている。