プレスリリース

UbisoftとKOSHIDOの国際的な提携プロジェクトが話題に

UbisoftとKOSHIDOが2025年8月27日よりスタートさせた国際的な提携プロジェクトは、グローバルなゲーム産業と日本におけるeスポーツ市場活性化の両面で極めて注目されています。今回提携が発表された経緯と背景、またこのプロジェクトがもたらす産業・文化的インパクトについて詳しく解説します。 提携プロジェクトの概要 この提携は2025年8月27日から2027年8月27日までの2年間にわたる長期的な取り組みであり、その狙いは日本のeスポーツシーン拡大と、Ubisoftが誇る国際的なゲームIPの日本市場への定着、さらにグローバルスタンダードなコミュニティ形成に据えられています。 Ubisoftは「アサシン クリード」や「レインボーシックス」など世界的に成功したブランドを多数有し、KOSHIDOは日本国内で独自のeスポーツイベント運営ノウハウとコミュニティ支援に強みを持つ企業です。両者が戦略的に連携することで、両社の資産とネットワークを活かした新しい国際イベントやコミュニティ構築、ゲームタイトルの共同展開が可能になります。 プロジェクトの主な内容と新規導入イベント 本提携の中核となる要素は以下の通りです。 - Ubisoftのグローバルタイトルをベースとした日本独自のeスポーツリーグ設立 - KOSHIDOによるコミュニティ運営サポート、ユーザー参加型企画やオフラインイベントの開催 - 海外プレイヤーとの交流や国際大会誘致による日本選手の世界進出支援 - 若年層を中心としたゲーム教育・キャリア形成プログラム共同実施 - 次世代クリエーター育成を目指したワークショップおよびアクセラレーションイベントの開催 すでに2025年内には、Ubisoft主導の公式eスポーツトーナメントが日本各都市で開催予定となっており、KOSHIDOが地元コミュニティと連携したイベントサポートを行うことで、従来のeスポーツイベントの枠を超えたグローバル規模の交流と実践の場が始まります。 また、両社はデジタルとリアルを融合した新たなハイブリッドイベントの導入も発表しており、参加者同士がオンライン・オフライン双方で交流できるシステム開発が進められています。 産業的・社会的インパクト この提携がもたらす最大の意義は、日本国内のeスポーツ産業の国際化と新しい経済波及効果の創出です。 - インバウンド・アウトバウンド両面の経済効果:海外ゲーマーやクリエーターの日本誘致による観光・消費促進、逆に日本の若手才能がグローバルシーンで活躍する機会拡大 - 地域振興:全国各地域でのイベント開催により、地域独自コミュニティ活性化とデジタル世代の地元還元 - 教育・人材育成:eスポーツを通じたプログラミング・英語・コミュニケーション教育や、プロゲーマー/制作・運営スタッフの育成講座を両社共同で展開予定 - ジェンダー・ダイバーシティ推進:Ubisoft、KOSHIDOともに女性や多様な属性の参加支援を掲げており、インクルーシブな場作りが進められる予定 特に、Ubisoftの国際的ブランド力とKOSHIDOの日本に根差したコミュニティ力が合流することで、「世界標準のeスポーツカルチャー」を日本から発進させる実例となることが期待されています。 今後の展望 本提携プロジェクトは今後2年間にわたり、eスポーツイベントカレンダー上でも中心的存在となることが予測されます。10月以降の公式リーグ開始や、2026年以降の国際大会誘致、さらには教育・人材育成といった多面的な展開が予定されています。 一方で、両社は地域コミュニティとの対話や多様なプレイヤー層への支援拡大を続けることで、単なるビジネス提携を越えた「新しい国際ゲーム・コミュニティ」の形成を目指しています。今後、提携が生み出すシナジー効果と、日本におけるeスポーツやデジタルエンターテインメント産業の新たな成長モデルに、業界内外から大きな期待が寄せられています。 こうした新たな国際的提携は、ゲーム文化の未来を変える重要な転換点となるでしょう。

Red Bullブースでトッププロが直接指導!TGS2025で“eスポーツ+α”を体験

東京ゲームショウ2025(TGS2025)におけるRed Bullブースは、eスポーツに加えて多彩な体験が可能な“eスポーツ+α”の先進的なエンターテインメント空間として注目を集めている。その中でも、トッププロによる直接指導プログラムは今年の新たな目玉のひとつとして、来場者の大きな関心を集めた。 まず、Red Bullは本年、TGS2025のプラチナスポンサーに就任し、過去最大規模となるブース展開を実施。来場者の体験価値を最大限に高めるために5つの特別プログラムを準備しているが、その中核となるのが「Red Bull Creator Club」だ。このCreator Clubは一部招待制エリアと一般開放エリアがあり、従来のeスポーツ体験に収まらない多角的なコンテンツが詰め込まれている。 プロによる直接指導と“+α”体験の象徴——F1シミュレーター 特に注目を浴びたのが、「Red Bull Apex Takeover with Yuki Tsunoda」にも登場したF1シミュレーター体験ゾーンである。実際に世界を舞台に活躍するF1ドライバー・角田裕毅によるデモンストレーションやワンポイントアドバイスが行われ、来場者はプロレーサーの視点や操作テクニック、レースにおける集中力の持続法など、通常ゲーム体験だけでは得られない知見を直接学ぶことができた。 このF1シミュレーターは単なるゲーム機器ではなく、実際のF1カー同様のドライビングポジションやハンドル・ペダルの感触を忠実に再現したハイスペックな機材が用意されていた。その上で、プロがモニターを通じてリアルタイムにフィードバックするため、来場者は自らの走行データや操作ログをもとに具体的なアドバイスを受け取れる。このため、eスポーツ+リアルスポーツの新しい融合体験として、現地は常に長蛇の列となっていた。 最新タイトルを並ばずに体験、プロも同席して解説 また、Red Bull Creator Club内の限定エリアでは、発売直後や発売前の最新タイトルを待ち時間ほぼゼロで試遊できる点も魅力となっている。ここでもプロeスポーツ選手や人気ストリーマーが同席し、最新タイトルの戦術や攻略法をその場で解説。プレイヤーの手元やモニターの動きをプロが逐一チェックし、直接アドバイスするため、初見プレイでも着実にスキルアップが期待できる。このような「プロ×体験者」「プレイヤー×ストリーマー」のリアルタイム交流はTGS2025におけるRed Bullブースならではの強みと言える。 配信環境も最先端 —— 2階配信スタジオとライブ中継エリア Red Bullブースの2階には国際配信にも対応した最新鋭のスタジオが設置されており、世界中のインフルエンサーやプロゲーマーによる多言語ライブ中継が行われている。ブース内設置の巨大モニターやリラックススペースでは、来場者がプレイを終えたあとも配信の裏側や現場の臨場感をじかに楽しむことができる。配信のサポート体制も万全で、技術スタッフがリアルタイムで機材・映像・音声をモニターし、プロフェッショナルな番組品質を維持していた。 “体を使ったeスポーツ+α”:「Break Fighter」コラボも話題 さらに、今年は日本発の人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」と、世界一の1 on 1ブレイキンバトル「Red Bull...

TGS2025でRiot Gamesが初出展!VALORANT CR BATTLE ARENAに観客大熱狂

TGS2025でRiot Gamesが初出展!VALORANT CR BATTLE ARENAに観客大熱狂 2025年9月26日から幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2025(TGS2025)は、例年にも増して国内外のゲーム業界関係者やファンから大きな注目を集めた。今年の注目ポイントの一つは、世界的人気タイトル「リーグ・オブ・レジェンド」や「VALORANT」の開発元として知られるRiot Games(ライアットゲームズ)が、自社としてTGSに初めて出展した点である。そのブースにおいて繰り広げられた「VALORANT CR BATTLE ARENA」は、まさに今大会最大級の熱狂を生み出し来場者の記憶に深く刻まれるイベントとなった。 本稿ではVALORANT CR BATTLE ARENAの模様を中心に、Riot GamesのTGS2025出展がもたらしたインパクトについて詳しく解説する。 --- 初出展のRiot Gamesが日本市場へ本格進出 アメリカ発のグローバルゲーム企業Riot Gamesは、これまで海外イベントを中心に出展経験を重ねてきたが、TGS2025への出展は日本市場への真摯なアプローチを象徴するものだった。近年、Riot Gamesは日本国内で「VALORANT」や「リーグ・オブ・レジェンド」を中心にeスポーツコミュニティとの結びつきを強化しており、その象徴としてクレイジーラクーン(CR)との強固なパートナーシップが存在する。 今回、Riot Games日本法人が満を持して展開した巨大なブースは、VALORANTの世界観をリアルに再現。来場者がバトルエリアに足を踏み入れると、ゲーム中のマップが再現されたセットや、最新のハードウェアが並ぶプレイ環境、キャラクター等身大パネルが目に飛び込んできた。加えて、豪華な出演陣によるトークやイベント、限定グッズ販売などが行われ、会場は終日長蛇の列を成していた。 --- VALORANT CR BATTLE ARENAの白熱した内容 最大の盛り上がりを見せたのは、名だたるプロ選手とインフルエンサーによるエキシビションマッチ「VALORANT CR BATTLE ARENA」だ。「CR BATTLE」はメディアや配信界隈でも話題のクレイジーラクーン主催によるeスポーツイベントであり、VALORANT部門は国内外で高い人気を誇る。「VALORANT...

Fakerが挑む!League of Legends Worlds 2025: 韓国勢の熱き戦い

Fakerが挑む!League of Legends Worlds 2025:韓国勢の熱き戦い「新世代と伝説の交差点」 2025年――eスポーツの頂上決戦「League of Legends World Championship(通称:Worlds)」は、再びグローバルファンの熱狂を呼ぶ舞台となった。今年もLoL王者国家・韓国は、世界中の賞賛と羨望、そして膨大なプレッシャーを背負い、頂点を狙っている。その韓国勢を象徴する存在こそ、未だ不動の“レジェンド”Fakerこと李相赫(イ・サンヒョク)だ。今年、Fakerは驚きの復活劇と、若き世代との刺激的な競演を見せている。 --- 「新たな“三韓対決”」が生む緊張感と進化 今年度のWorldsで特に注目されたのは、韓国LCK代表チーム同士の直接対決だ。例年、決勝トーナメントやグループリーグでは、LPLやLEC、LCSなど各地域の猛者がぶつかり合う中、LCKチーム同士の “内戦” は世界最高峰の戦術的駆け引きとして多くの分析を呼んだ。 2025年のこの“韓国勢直接対決”は、単なる実力の高いチーム同士の対決を超え、Faker率いるT1と新鋭Gen.G、そしてDRXなど複数の強豪が異なる“LoL哲学”を持ち込んだ最新型バトルとなった。T1はミッドレーンからの展開力、Gen.Gはローテーションとマクロの精度、DRXは柔軟なピック&バン戦略――今大会は、これらが互いに影響を与え合い、“新しい韓国のLoL像”を提示する場となっている。 --- Fakerの「次世代への継承」と唯一無二の存在感 Fakerの今年の戦いは、“新旧交代劇”とも呼べる。プロデビューから今季で実に13年。20代後半に差し掛かったFakerは、プレイ面では以前より冷静さと緻密さを増し、ミッドレーンに新たな美学をもたらしている。 今大会で特筆すべきは、若手スターLee “Poby” Do-hyeon(Gen.G所属)やChoi “Karis” Sang-hyeon(DRX所属)らとの直接対決だ。彼らは「Fakerと同じステージに立つことが夢だった」と語る世代。対面する度に、Fakerは自身の経験値とメンタルマネジメント、そして未だ進化を続けるスキルショット精度で“プロの矜持”を見せつけている。 その一方で、若手の一部からは“Faker徹底研究”とも言うべきピックや動きに仕掛けられ、元祖ミッドゴッドも大いに刺激を受けている様子だ。チーム内でも、「自らが先に走り続ける姿で、後輩のプレッシャーを背負う」という責任感とともに、次世代への“継承”と“競争”が両立しているのが今季の特徴である。 --- 韓国eスポーツ文化の進化とファンの熱量 今回のWorldsでは、韓国eスポーツ界のファンカルチャーの変化も顕著だ。SNSや会場の応援合戦は例年以上に加熱。特にFaker推しの“レジェンド応援団”と、Gen.GやDRXの若手をプッシュする“ネクストジェン応援団”が、SNSトレンドや応援グッズ制作で真剣勝負を続けている。 また、今年はeスポーツ関連の自治体支援やスポンサーシップも急拡大。韓国の地上波放送や大手IT企業が、Worlds期間中に選手密着ドキュメンタリー、解析番組、ファン参加型イベント等を数多く展開。日本・中国・欧米ファンを巻き込み、リアルタイム翻訳付きで大規模に配信されている。 --- “Fakerラストダンス説”と未来への問い 今大会中、最も議論を呼んだトピックが「Fakerの引退時期」だ。本人は大会直前の会見でも「まだ自分のLoLは終わっていない。目の前の勝負への集中がすべて」と述べたが、韓国ファンはFakerの一挙手一投足に“これが最後かもしれない”という覚悟を感じつつ応援している。 もしこのWorldsでFakerが4度目の世界制覇を達成すれば、「引退=伝説の幕引き」となる可能性が極めて濃厚とも囁かれる。その一方で、「FakerはLoLが進化する限り、プレイし続ける」と語る関係者も後を絶たない。 --- 現地の熱狂と韓国勢の未来 Worlds 2025は、単なるeスポーツの競技大会という枠を超え、韓国と世界が“LoLを通じて未来を繋ぐ場所”として記憶されようとしている。Fakerの勇姿、若き天才たちの共演、そしてeスポーツ文化の成長。韓国勢の熱き戦いは、ゲーマーだけでなく、スポーツやサブカルチャー全体に「挑戦と継承」の物語を刻み続けている。 Faker、そして2025年のLCK――その一挙一動は、これから何年も語り継がれていくだろう。

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